2009年07月29日

映画鑑賞日記: Harry Potter and the Half-Blood Prince

豪雨災害後の山口の映画館へ。自衛隊の車が「災害派遣」のマークをつけて走るなか、遊び歩いて申し訳ない。被害に見舞われた方には心よりお見舞い申し上げます。


(2009・英米) 邦題『ハリー・ポッターと謎のプリンス』IMDb logo

コアなファンが多い作品なので、あまり大きな声で言いたくはないが、私はこの原作者JKローリングを全く評価していない。予習も兼ねてこの"half-blood prince"とシリーズ最終巻"deathly hallows"を読んでから出かけたのだけれど、途方もない数の登場人物を作者が持て余している印象。この後の物語の進行も、あちこちに伏線を張りすぎたり、横道にそれた話のカバーに忙しかったりで、無理やり最後までこぎつけました、みたいな、ご都合主義もたいがいにしてって感じの終わり方。この人独自の世界観ってのはあるんだろうなと思うけど、それを表現しきるだけの文章力もないので、似たような表現が何回も出てきて、冗長な印象。どうせ子供向けなんだし、こんなもんでいいんじゃないの、テキトーにごまかしちゃえ、みたいな気持で書いてんじゃないの、とか思っちゃう。

ただ"the Goblet of Fire"を英語と日本語で読み比べてみたことがあるのだけれど、(ヒマだよねえ、私も)この日本語訳をした人はものすごく頑張っていると思った。児童文学の翻訳って、ただ正しく日本語にすればいいってもんではないよな、というのをしみじみ感じます。松岡佑子さんの頭脳と感性に敬服。

さて、原作がそんなに気に入らないならなぜ映画を見に行くかなあってことですが、いつの間にか大人っぽくなった主な登場人物3人の成長ぶりを見に行ったようなもんです。最初はほんとにコドモコドモした3人だったのに、もう子役とは呼べない雰囲気ですよね。ああ貴方達ずいぶん立派になって…って親戚のおばさんみたいな気持でポスターを眺めてしまいました。

で、映画自体の感想は…うーん。153分、結構短く感じました。観客をぐいぐい引っ張る力はある、けど内容は結構薄い。そんな感じ。

10点満点中5点。
posted by げんまいちゃ at 07:07| 島根 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | Film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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