2013年02月08日

映画鑑賞日記: Les Misérables

(2012/英)IMDb logo 邦題: 『レ・ミゼラブル


結構話題になった、映画版レミゼ。
まあまずまずかな、という感想です。

良かった点。
・ マッキントッシュの舞台版に忠実でありながら、
  そこになかったけど原作の中にはあるエピソードを拾い上げているところ。
・ 歌も演技もしっかりした役者をきっちり揃えたところ。(一部を除く、後述)
・ 舞台では出せないスケール感がでたところ。
・ 舞台ファンの心わしづかみな箇所もぽつぽつ入れてあるところ。
  ↑ Colm Wilkinsonが司祭様になって出てきた瞬間、涙腺緩みました。
    あと、アンジョルラスが旗の上に万歳の格好で倒れるところも。

気に入らなかった点。
・ ラッセル・クロウの歌唱力。
  下手だとは言いません。努力は認めますが、他の役者さんたちに比べると数段落ちます。
  ジャン・バルジャンに立ちはだかる対立軸としては非常に弱いです。おかげで作品に深まりがありません。
  この作品に彼が貢献しているのは客寄せパンダとしての役割がほとんどのように思います。
・ カメラワークはもうちょっとどうにかならなかったのか
  有名な歌のシーンになると、とかく役者の顔をアップにして背景をぐるーっとパンするというパターンを多用しています。飽きます。
・ 主役ジャン・バルジャン、どどーん、で、他は雑魚扱い。
  タイトルが"Les Misérables"と複数になっているのはなぜ?
  ビクトル・ユーゴが描いたこの作品の主題はなに?
  苦境にあるヒーローが活躍して奇跡を起こすのでは、原作の魂が全く活きないでしょう。

マリウスとコゼットがバリバリの金髪でエポニーヌがジプシーみたいなのも、なんだかなあ。
こういうところも、ええもん・わるもんのどちらかに2分しないといけないアメリカコミックみたいで、つまらん。

総じて悪い作品ではないとは思うが、期待を上回るような驚きはなかったです。

10点満点中6点。
ラベル:6/10 Romance Musical Drama
posted by げんまいちゃ at 00:00| 島根 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。