2013年04月25日

映画鑑賞日記: Lincoln

(2012/米)IMDb logo  邦題:『リンカーン


本編開始前にスピルバーグ氏が時代背景を説明する部分が日本版には付いています。まあ、ねえ。それがないと、なんのこっちゃわからないですね。

アメリカ本国では彼を「奴隷解放の父」とみる人が多いそうです。大統領の任期中に暗殺されたことも彼を聖人視することにつながっているでしょう。

本当の彼は、大変政治的感覚に優れた人だった。熱心に仕事をしたけれど、彼の人権意識というものは、現代の感覚からはかけ離れたものであった。まあ、それはそれでいいじゃないか。と私は思うのですが。

で、結局彼の奴隷制廃止にかける政治工作の部分も、あまり汚い部分はクローズアップできずに中途半端。彼の家族との葛藤や、内面の描写についても中途半端。たとえば『英国王のスピーチ』が優れていたのは、公的人物のプライベート部分にしっかり焦点を当てて、一人の人物としての彼の姿を描ききったから。今作品はタイトルこそ人物名が挙がっているけれど、どこにフォーカスがいっているのか、さっぱりわからなかった。ただ時系列で淡々とストーリーが流れていっただけ。


10点満点中5点。
posted by げんまいちゃ at 00:00| 島根 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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