2013年08月17日

映画鑑賞日記: The Lone Ranger


(2013/米) 邦題:『ローン・レンジャー』IMDb logo


1933年にラジオ・ショーとして放送されて以来、幾たびも映画化・アニメ化・テレビ化されてきたらしいローンレンジャー。白馬シルバーにまたがるマスクをした英雄ローンレンジャー、BGMはウイリアムテル序曲というのがお決まりらしいのだけど、私は全くの無知で、今回初めてお目にかかりました、ローンレンジャー。

何度も映画化されたもののリメイクとなるとやはり、何か目新しいことをしないといけなくなるので仕方がないのかもしれませんが、なんとなく西部劇の割に爽快感に欠ける作品でした。西部劇のヒーローモノって、大体ぶっ飛んだ設定で、ものすごくシンプルな作りの、勧善懲悪的なものが王道だと思うのです。ところが今回のこれは、ちょっとそれぞれの人物の心の機微とやらを描いてみようと中途半端に試みたりするので、どうもスッキリしないのです。悪役もただの悪役じゃないし。殺した人間の心臓を喰らうってなんですか。そういうとってつけたような猟奇的なシーンが全然しっくりこなくて嫌でした。William Fichtner演じるこの悪役、ふとしたときに見せる表情が"Il buono, il brutto, il cattivo."のLee Van Cleefになんとなく似てるような気がして、もうちょっとすてきな悪の権化にしてあげたかったなと思いました。

ただまあ、ジャンジャン拳銃撃ちまくって、爆発が起きて、列車が脱線して、ジョニー・デップとヘレナ・ボナム=カーターが仮装大会のような奇抜な格好をして一緒に画面に収まってて、「いや、流石にそれはないだろう」というような事がどんどん起きて、楽しいです。ある意味これこそが正しい夏休み映画かもしれません。



10点満点中6点。
posted by げんまいちゃ at 00:00| 島根 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | Film | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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