

父親が失踪し死体となって発見されたことから、3人の娘とその家族が残された母親の住む故郷の家に帰ってくる。数年ぶりに顔を合わせた一族により繰り広げられる家族の愛憎というか、なんと言うか…。
スゲェ。とにかく。息苦しさを覚えるほど濃密な120分でした。久々に「映画作品」を観ることができました。
母親役のMeryl Streepという人はとにかく恐ろしい人です。怪優ってこういう人でしょうか。癌の治療の影響で鬘をかぶり、痛み止めの薬物中毒になっている強烈な個性の持ち主の役なのですが、もうねぇ、このちょっとイっちゃってる感じが演技だとは思えないくらいリアルで。そこに長女役のJulia Robertsが演技合戦に堂々の参戦。こちらもガンガンに絡んでいって、ものすごい迫力なんです。
いいですね、こういうの大好きです。
10点満点中7点。